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 祈りの道が始まる。四国八十八ケ所霊場の第1番から第23番までがある阿波の国は、発心の道場と呼ばれる。およそ 1,400kmにも及ぶ長い道のりを踏み出す勇気や悟りを求める心を持ち、足場を固める場所という意味合いだろう。 人々は何のために四国霊場を巡るのか。心を癒やしたい、亡き人を供養したい、自分を見つめ直したい、仕事に行き詰まって、病気を治したい、懺悔したい、はたまた健康や観光のために、などなど。それこそ百人いれば百の理由があるかもしれない。
「お遍路さん」の言葉にも尊敬の念がこもるのは、遍路が常にお大師様と一緒に修行しながら歩いているという「同行二 人」の信仰心を感じているからであろうか。常にお大師様と一緒というのは、遍路にとっても二度、三度と歩き続ける大きな力になっている。

空海と発心の道場

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山あり、谷ありの四国霊場ながら、最初は平坦な道が続く。お遍路さんがリズムをつかむまで、お大師様が助走区間をしつらえたかのような遍路道である。第1番札所霊山寺から第2番札所極楽寺までは1km、2番から第3番札所金泉寺までは3km、3番から第4番札所大日寺までは7km、4番から第5札所地蔵寺までは2kmといった具合で足取りも軽やかになる。四国三郎吉野川より北側の1番から第10番札所切幡寺までは歩いても距離は31kmである。

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ところがここから風景は一変する。吉野川を南に渡ると第11番札所藤井寺がある。穏やかな遍路道はここまで。藤井寺から第12番札所焼山寺までは険しい遍路道が今も残り、歩くと6時間とも8時間とも。車で巡礼できるようになった今でも、四国霊場最大の難所とも言われている。険しい焼山寺を下りるとやがて徳島市へ。

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徳島市内では住宅街に5ケ寺が連なり、 小松島市内の2ケ寺を過ぎると、再び山深い霊場に差し掛かる。第20番札所鶴林寺、第21番札所太龍寺は焼山寺とともに「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と並び称される難所である。いわゆる「遍路ころがし」という言葉が実感できるような道筋である。
ここを過ぎると発心の道場も、第22 番札所平等寺と第23番札所薬王寺を残すのみである。平等寺から薬王寺へは、きれいな歩き遍路道が残っている。

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薬王寺は全国的にも知られる厄除けの寺で、阿波の霊場を締めくくる荘厳な雰囲気を持っている。阿波一国の23霊場は、四国霊場全体の縮図のようでもあり、どこか人生模様にも似ている。発心の道場を打ち終えて道行きに思いをはせる遍路たちには、修行の道場土佐の国が待ち構えている。室戸岬の第24番札所最御崎寺までは75kmの長丁場である。

 

 

 

【動画】第1番札所 霊山寺 

 

 【動画】第21番札所 太龍寺

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